2020ホストタウンとして、共生社会の理解を市民に広めるために

開催
2019.11
企業・学校・団体名
岩手県遠野市 様
形式
対面
担当講師
永尾 由美
コミュニケーション編

2020ホストタウンとして、共生社会の理解を市民に広めるために

共生社会の実現を目指し市民向けに再度開催
岩手県遠野市は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会におけるブラジルのホストタウンであり、特にパラリンピアンとの交流を通じたユニバーサルデザインの街づくりと心のバリアフリーについて先導的・先進的な取組を行っている自治体として、内閣官房から「先導的共生社会ホストタウン」に認定されている全国でも数少ない自治体です。遠野市では誰もがともに安心して暮らせる共生社会の実現を目指した取組みの一環として、本年6月に開催したAcademyが大変好評だったため、第2回として今回も実施させていただきました。共生社会の考えを市民の方々に広く知ってもらうため、誰でも参加できる一般向けセミナーとして実施し、当日は様々な年齢・職業の方々に受講していただきました。

「障がい」について前向きに捉えられ、言葉だけでは理解しづらかった「共生社会」の考えが市民に浸透
「配慮はするけど遠慮はしない」この言葉が非常に印象的でした。今まで障がいについて特別視していた=遠ざけて考えていたのではないかと気付かされました。講師の永尾由美先生に明るく和気あいあいとした雰囲気でセミナーを進めていただいたので、自然と「障がい」について前向きに受止め、理解を深めることができました。また、パラスポーツの魅力や永尾先生ご自身の夢にまつわるお話を聴くことで、パラリンピックがより身近なものに感じられ、大会を盛り上げようという機運も高まりました。

  • 参加者の声

    「障がい」について前向きに捉えられるようになり、参加して良かったというお声を大変多くいただきました。早速次回の開催についてご要望の声もいただきました。今まで言葉だけでは理解することが難しかった「共生社会」の考えが、受講を通して市民に浸透しているように感じられました。

    ●体験をしたり動画を観ることで記憶に残った。実際の行動へ活かしやすい。
    ●実際に障がい者の方が望むことがわかった。接し方の参考になる。
    ●バリアフリーの第一歩は、自分自身のバリアを取り除くことだと気付きました。
    ●聞きたくても聞けなかったこと、わからなかったことが解消した
    ●自分が元気になれた。声かけをしよう!できることはしよう!と前向きになれた。

  • 開催担当者の声

    遠野市民センター パラリンピック推進室
    佐々木 結花 様
    「あすチャレ!Academy」を受講すると、一人一人の「今後こうしていこう」が必ず見つかります。例えそれが小さなことでも、その一歩が共生社会の実現につながるものであると思っています。講師の永尾先生にはパラリンピアンとして、障がい者当事者として、貴重なお話を聴かせていただきました。誠にありがとうございました。

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