高橋和樹 ×

Kazuki TAKAHASHI | ボッチャ | BOCCIA

柏野牧夫

Makio KASHINO | NTT コミュニケーション科学基礎研究所 | NTT COMMUNICATION SCIENCE LABORATORIES

写真=大橋 仁 文=山本ぽてと Photographs by Jin OHASHI Interview & Text by Potato YAMAMOTO

ボッチャをめぐる環境と身体
13のボールが生みだすスペクタクルの楽しみかた
2017年4月某日、埼玉県内にある公民館の一室。滑り台のような器具にアシスタントがボールを乗せると、高橋和樹さんはかぎ状に折り曲げた人差し指の第二関節で、繊細にボールを押した。トレードマークであるマッシュルームカットのあいだからのぞく目が、転がり落ちるボールを真剣に追う。ボッチャは重度脳性麻痺者*¹もしくは四肢重度機能障がい者*²のためにヨーロッパで生まれたスポーツだ。赤と青の革製のボールを投げ、白い標的球(ジャックボール)にどれだけ多く近づけられるかを競う。高橋さんは投球不可能なため「ランプ」(勾配具)と呼ばれる補助具を利用し、自分の意志を「アシスタント」(介助者)に伝えながらプレーをする「BC3」クラス*³の選手だ。5歳から柔道に打ち込み、中学では関東王者に。しかし、高校2年の夏に試合中の事故で首の骨を折り、鎖骨から下の感覚を失った。高橋さんがボッチャをはじめたのは34歳。競技をはじめて3年足らずで、日本選手権で初出場初優勝、世界選手権で準優勝、リオデジャネイロパラリンピックに出場するなど、快進撃を続けてきた。
練習を訪れたのは、最先端の脳科学とICTを利用し、スポーツの上達支援法の開発をめざす「スポーツ脳科学プロジェクト」*⁴プロジェクトマネージャーの柏野牧夫さん。「体をいかに最適に操るか」、「精神状態をどうコントロールするか」といった「技」と「心」に焦点をあてた研究を続けている。最先端のスポーツ科学からみるボッチャの魅力は、どこにあるのだろうか。 *1 妊娠から生後4週間以内のあいだに、乳児の脳に生じた損傷が原因でおこる運動と姿勢の障がい。
*2 不慮の事故や染色体の異常などによる頸髄や脳への損傷によって四肢(両手足)の神経伝達に麻痺が生じ、損傷部位より下側の感覚がなくなる。
*3 ボッチャでは障がいの程度によりクラスが分かれており、投球不可能で補助具のランプを使用する選手はBC3に分類される。選手は1名競技アシスタントを使用できる。
*4 NTTコミュニケーション基礎科学研究所が主宰する、スポーツ中の「潜在的な脳の動き」を、最先端の脳科学と情報通信技術で解き明かし、スポーツ上達支援法を開発するプロジェクト。
高橋和樹・柏野牧夫
チューニング作業こそ基本にして本質
高橋和樹[以下、高橋]
今日は、どこから投げるとボールがどのくらい転がるのか、距離感をつかむ練習をしています。見ていても面白くない、地味な練習かもしれません(笑)。
柏野牧夫[以下、柏野] 
いえいえ(笑)。ランプは組み合わせ方で長さを変えられるんですね。
高橋
ぼくの場合は4つのランプを組み合わせています。
柏野
ボールの硬さもそれぞれですね。硬いものも、柔らかいものもある。
高橋
重さと大きさは決まっているのですが、硬さに規定はありません。硬いボールはきれいな球状をしているのでコントロールしやすいですが、相手にボールをぶつけられるとすぐに動いてしまいます。柔らかいボールはボコボコしていてコントロールしにくいですが、相手は動かしにくい。どの硬さのボールを何球そろえるのか、いつ使うのかは、選手の特性によって異なります。試合前には相手のボールをチェックする時間があるので、どう対応するのかも戦略のうちです。では、ボールを投げたいと思います。(ランプを使ってボールを投げ、アシスタントに)いくつ?
アシスタント
6メートル35。
高橋
ボールを返して。(先ほどより位置の高いところからボールを転がす)いくつ?
アシスタント
6メートル45。
高橋
意外といくな……(スマートフォンに数字を打ち込む)。
柏野
距離を測っているんですか?
高橋
同じ高さから同じボールを投げても、毎回距離が違います。会場によって床の素材が違いますし、湿度や温度でも転がり方が違う。今日は湿度が高いので、いつもより転がりません。
柏野
チューニングの作業が必要なんですね。高橋選手はボッチャをはじめてからたった2年で、世界選手権大会準優勝の快挙を成し遂げましたよね。練習では、どこを意識して鍛えているのでしょうか。
高橋
はじめたばかりは、ひたすらボールの転がる距離を覚えていました。今日のような基本練習を繰り返し、どんな環境でも自分の思った場所に投げられるようにする。これがシンプルなようで、すごく難しい。戦術も大切ですが、基本練習も手をぬきません。
柏野
高橋選手の中で、それぞれのボールに「このボールは何メートル転がる」という基準値があるのでしょうか。
高橋
そうですね。いつもより20センチ長いなとアタリをつけるのですが、ボールの癖がやっかいです。今日、このボールは20センチ長くても、違うボールは10センチかもしれない。
柏野
例えば、自分の体を使ってゴミ箱にゴミを投げ入れる時、「あの辺だったら、こんな感じかな」となんとなく投げますよね。ランプを使うことになると、数値化できる技術が増えると思うのですが、その中で「数字にできない部分」はどこにあるのでしょうか。
高橋
相手のボールのはじき方は、何度も練習を重ねないと身につかない部分です。狙った場所に投げられたとしても、相手のボールもそれぞれ硬さが異なっています。相手のボールと自分のボールとがどのようにぶつかり動くのか、ベテラン選手ほど勘でわかっていますね。
体を鍛えること=スポーツではない
高橋
では実際に、試合の様子を再現してみましょうか。先行が白いジャックボールを投げます。ジャックボールに、自分のボールを多く近づけたほうの勝ちです。持ち時間は1ゲームあたり1人6分が与えられて、超過するとボールは没収されます。
柏野
ジャックボールはどこに投げるのが戦略的なのでしょうか。
高橋
対戦相手の特性にもよりますが、ボールを遠くに投げれば、次に投げるボールのコントロールが難しいので、運の要素が加わります。近い場所だとボールを操作しやすいので、技術の差が出やすい。ぼくのやっているBC3クラスは韓国が強いのですが、強い選手は近いところにしか投げません。韓国に勝つために、ヨーロッパの選手などはあえて9メートルくらいの、コートギリギリを狙ってボールを投げたりします。
では、ジャックボールを投げます。これで(ランプの長さを目で指示する)。右、右、左、右、もう少し左、ちょっと右……(アシスタントがランプの向きを微調整する)はい、OK。(投球する)。今投げたボールに続けて、ジャックボールを投げた側がもう一度投球を行います。この場合は、赤ですね。ジャックボールになるべくぴったり寄せるのが定石です。ボッチャでは「寄せ」と言います。(投球する)
柏野
おお、ぴったりくっつきましたね。
高橋
次に青の番です(投球する)。お互い自分のカラーボールを1球ずつ投げたら、ここからはジャックボールから自分の球が遠い方がボールを投げます。
柏野
つまり、ジャックボールに寄せられなかったら、ずっと自分の番になってしまう可能性もあるんですね。
高橋
そうです。逆に、ジャックボールをわざと寄せずに、あえて自分の番を連続でキープする戦略もあります。ぼくは、ジャックボール自体をはじく「動かすボッチャ」に挑戦しています。今は赤が有利ですが、ジャックボールを後ろにはじくと、とたんに青が有利になりますよね。
柏野
なるほど、ボールを寄せていくのではなく、的自体を動かせばいいのか。攻撃的なスタイルですよね。
高橋
はい。自分のプレーができている時はいいのですが、ぼろ負けすることも。守りに切り替える場面で弱くなってしまうのが、ぼくの課題ですね。世界トップの選手は6球通して勝つ戦略を立てています。1球目に投げた時に「なんであんな場所に?」「ミスしたのかな?」と思っていても、じつはそれが3球目への布石だったりする。ぼくもそういうボッチャがしたいと思っています。
柏野さんは、初めてボッチャを見て、どう感じましたか?
柏野
想像していた以上に自由度が高くてびっくりしました。ランプに乗せて球を転がすのであれば、どこに技量の差が出るのだろうと疑問だったのですが、非常に技術が必要なスポーツですね。野球のピッチャーとよく似ています。サッカーやラグビーなどのスポーツと違い、決まった場所に投げ、1球ごとにリスタートしますよね。どこに投げるかは、相手の反応を見極める必要もある。そして、環境の影響が非常に大きい。ピッチャーも、マウンドの固さやスタジアムの大きさがデリケートに効いてきます。いいピッチャーというのは、そういった環境の微妙な違いへの感受性があり、修正能力があるんです。ボッチャは、思ったより身近なスポーツだと感じました。
高橋
ぼくも最初にボッチャを知った時は、ただの玉転がしだと思っていたんです。それまで柔道をやってきたので、スポーツ=体を鍛えること、体を動かすことだと思い込んでいた。でも、実際にやりはじめると、自分より障がいの重い人に全然勝ない。BC3クラスの中には言語障がいを持つ人もいて、世間から見たらスポーツなんてできないと思われている。でも、そういう人が素晴らしいプレーをしていて、世界で活躍しているんです。どうしたら勝てるんだろうと考えていくうちに、どんどんハマっていきました。
身体を拡張させ、環境を取り込め!
柏野
私の研究では、「心技体」のうち、とくに「心」と「技」の部分に注目しています。例えば、私は40歳を過ぎてから野球をはじめましたが、基本的に「体」の機能は衰える傾向にあります。では、体が衰えたらもうスポーツは上達しないのか?それが私たちの研究テーマです。多くの人は、スポーツとは筋肉や心肺機能を鍛えることだと思い込んでいます。ボッチャではランプを使用し、アシスタントに指示を出すなど、自分の「体」の部分が拡張されていますよね。
高橋
そうですね。ぼくたちBC3クラスは体が動かないので、いかに自分の体に合わせた道具を使うのか、アシスタントとの息を合わせるのかが重要です。自分だけではなく、それらすべての力を合わせないと勝てません。
柏野
自分の筋骨格系だけではなく、環境も相手も道具もすべて「体」なんですよね。例えば、プロ野球選手は、プロ入り前までは投手だったのに、プロ入り後でも投手でいられるのはほんの一握りです。じゃあ、その時に投手を続けられる能力とは何か?私も親交のある桑田真澄さんが言うには、それは、マウンドの傾斜を利用できるかどうかだという。平地で投げたほうが実力を出せる人はピッチャーになれない。マウンドの環境すらも自分の技能として取り込める人が「いい投手」になっていくんだと。
高橋
まさにボッチャでも、環境をいかに取り込み、どう整えていくのかで結果が大きく変わっていきます。リオパラリンピックで感じたのは、自分自身の環境への適応力のなさでした。水平じゃない床や、慣れない環境で混乱したんです。上位に入ってくる選手は、試合の中でコートごとの特性を把握して、どんな床でも狙ったところに投げていました。
柏野
モンゴル出身の力士や、中南米の野球選手が活躍するのは、幼少期から不整地で重い水やミルクを運んだり、イレギュラーが当たり前の環境で練習をしているからだと指摘する人がいます。劣悪な環境こそが不安定な中で正確に体をコントロールする力を生む。スマホなどの音声認識システムも同様で、きれいにしゃべった言葉だけ学習させると、雑音の中では聞き取れなくなってしまう。ノイズも含めて学習することで、適応力につながっていくんです。
高橋
経験を重ねないとわからないことは多くありますよね。ぼくはもともと柔道の日本チャンピオンを目指していたので、その時に身につけた試合への気持ちの持って行き方は、ほかの人にはない強みだと思っています。ただ、リオでわかったのは、世界大会でその方法が必ずしも通用しないということ。
柏野
世界で強い人は、何が違うのでしょうか?
高橋
試合前にリラックスしている選手は強かったですね。パラリンピックでは18日間リオにいたのですが、ぼくは飛行機に乗っているときから、イメージトレーニングをし、「俺は勝つために来たんだ」と自分に言い聞かせて選手村も楽しまなかった。でも、実際の会場は自分のイメージと違うし、試合展開も思うようにはいかない。なにより、ずっと緊張していたので、集中力も落ち、体も疲れきっていた。今までの方法は、1日や2日で終わる国内大会だと通用したけれど、18日もいる国際大会だと通用しないと実感しました。
柏野
緊張や疲れなどは、競技中、どこに現れるのでしょうか?体を動かすスポーツの場合は、体が硬くなり、思うように力が発揮できなかったりしますが。
高橋
ひとつは、視野が狭くなること。
柏野
「視野が狭くなる」、それは面白いですね。
高橋
いつもだったら、ボールをどこに寄せるか、2球で寄せるのか、ジャックボールを動かすのかなど、複数の選択肢が思い浮かびます。でも視野が狭くなると、「ボールを寄せる」ことしか考えられない。ぼくはいつも1球目に投げたボールをどこの位置から投げたのか覚えていて、それを基準に「次は上から投げよう」と調整していくのですが、リオの時は1球目をどこから投げたのかも忘れていました。
柏野
それは緊張ですか?
高橋
というよりは、環境へ適応できなかったこともありましたね。日本の会場は静かなのですが、リオの会場は盛り上がっていて、ブラジル選手の応援団なんて、観客がウェーブしている(笑)。騒がしい環境なので、アシスタントに声が届かず、ボールの指示が伝わっているのか心配で、何度も確認をしますよね。すると、「時間がないのに……」とイライラしてしまう。そんなふうに、ルーティンが崩れてしまいました。
柏野
ルーティンは、いわばキャリブレーションです。つまり、測定器のメモリを正しく調整しないと、何が「ゼロ」なのかを測ることができない。騒音自体が悪いというよりも、きっと環境への慣れで克服できるようになるんでしょうね。
高橋
パラリンピックを経験してみて、本当によかったです。ぼくは、東京パラリンピックでも同じように会場が盛り上がってほしいと考えています。スポーツ観戦の醍醐味は、選手のパフォーマンスと応援ですから、「集中できないから黙って観なさい」とは言いたくないんですよ。ボッチャは地味なスポーツなので、このままだと本当に詳しい人しか見てくれなくなる。会場で盛り上がれたり、声援の仕方があったりするといいですよね。
ボールの多様さとクリエイティビティ
柏野
さきほど、緊張すると選択肢が狭くなるとおっしゃっていましたが、文字通りの「視野」はどうなんでしょうか。例えば、あるシチュエーションのどこかにフォーカスして見ているんでしょうか?それとも、全体を広く見ているんでしょうか?
高橋
広く見ていますね。コートにある球、相手の残っている球、相手の投げる瞬間も見ますし、審判も見ます。コートすべてを見る。
柏野
格闘技の達人は口をそろえて「目を動かさずボーッと見ている」と言いますよね。剣道には「遠山の目付」という言葉がありますが、遠くの山を見るように、相手を見る。あるいは、ボクシングの井上尚弥選手は「相手の目の当たりをボーッと見ているけれど、実際には体全体の動きを、視野全体で感じている」ともおっしゃっていました。つまり、競技レベルの高いアスリートは、何かに集中するのではなく、意識を分散させている。
高橋
達人のようにできたらいいですけどね。リラックスするために相手の投げる瞬間を見ない人もけっこう多いのですが、ぼくは逆にずっと見ています。どんなボールを投げて、どれくらいボールがずれたのか確認したいからです。
柏野
強い選手ほど相手のことをよく観察していますよね。ちなみに、日常生活の中でボッチャと同じような感覚を持つことはありますか。
高橋
ぼくは介助者を入れて生活をしているのですが、生活がボッチャそのものと言えるかもしれません。ボッチャでは自分の意思をアシスタントに伝えて、自分の思う場所にボールを投げる。生活の中でも、介助者に自分のやりたいことを伝えて、動いてもらっている。その伝え方や伝える順番によって時間がかかったり、逆に効率が悪かったりするわけです。さらに、介助者も10人以上いるので、人それぞれ動きが遅い人、丁寧な人など個性があります。その人たちの癖やモチベーションを見てどう伝えるのか。会場の環境と調整しながら、どのボールを選んで投げるかを考えるボッチャと、よく似ています。
柏野
ここまでお話を聞いていると、ボッチャの大きな特徴であり魅力は、投げるボールの多様さにあると思いました。ほかの競技はボールが同じ規格で統一されています。ボールを選ぶことに自由があり、戦略の幅が広がっていく。
高橋
ボールの規格が同じであれば、障がい程度の軽い人が勝つスポーツになっているでしょう。ですが、ボッチャではボールを選べるからこそ、障がいに応じた戦い方ができる。リオで金メダルを取った選手は、脳性麻痺で言語障がいも強い。脳性麻痺の選手は疲れてくると、体が傾いたり、疲労が目に出たり、距離の感覚が読みづらくなる。でも、頸椎損傷のぼくには難しい、体を前に倒す動きができます。そういった障がいそれぞれのハンディを、ボールを選ぶことで補うのがボッチャというスポーツです。それにボッチャでは、ミラクルボールがあるのも魅力です。自分の頭では想定していなかった動きを、ボールがしてくるんです。
柏野
たしかに、コントロールできない領域があると、ドラマティックな展開が生まれます。さらに、ボッチャは的であるジャックボールを動かせますから、より一発で形成逆転するようなクリエイティビティと不確定性がある。
高橋
やっているうちに、ハンディキャップとも似ていると感じます。ハンディだと思っていても、ジャックボールを動かしてしまえば、不利だったことも有利になっていく。自分の思いもよらなかったミラクルボールで、チャンスが開けることもあります。ハンディがあるからといって、勝負に負けるわけではない。
柏野
お話を聞いていると、テクノロジーでお役に立てる部分がけっこうあると感じました。たとえば、ボッチャのボールの動きについてデータ解析でわかる点もあるでしょうし、練習の中で、こういった動きを改善したいなどあれば、サポートすることもできると思います。もしお手伝いできることがあればおっしゃってください。
高橋
ありがとうございます!東京パラリンピックに向け、科学の力でボッチャが強くなっていくかもしれませんね。

高橋和樹 | Kazuki TAKAHASHI

1980年生まれ。埼玉県出身。ボッチャプレーヤー。マッシュルームカット。 柔道の試合中、頸椎損傷のけがを負う。千葉商科大学に進学後、パチプロを経て、「NPO法人自立生活センターくれぱす」入社。2014年から東京パラリンピックを目指し、BC3クラスでボッチャを開始。世界選手権で準優勝、リオデジャネイロパラリンピック個人戦に出場した注目選手。

柏野牧夫 | Makio KASHINO

1964年生まれ。岡山県出身。心理物理学・認知神経科学者。日本電信電話株式会社コミュニケーション科学基礎研究所上席特別研究員。優れたアスリートの卓越したパフォーマンスを支える無自覚な脳の働きを解明し、その知見に基づいて効率的なトレーニング方法を開発することを目指す「スポーツ脳科学プロジェクト」のプロジェクトマネージャーをつとめる。