教材活用事例

子どもたちの成長につながる学びとしてのパラリンピック教育

2019.9.30

学校名

東京都港区立赤坂小学校

実施教材

総合的な学習の時間

使用ユニット

1-1 パラリンピックってなんだろう(座学)

2-3 ゴールボールをやってみよう!(実技)

「社会とのかかわりを大切にして、やりたいことを見つけ、実現していく児童」を目指したい。そんな目標のもと、小学6年生の総合的な学習の時間を「世界ともだちプロジェクト」という名称で1年間実施することにしました。

最初に取り上げた東京2020オリンピック・パラリンピックのマスコット募集でマスコットを考えてみようとしたとき、日本やオリンピック、パラリンピックのことを知らないことに気づいた子どもたち。何を探求していきたいか問いかけると、内容が「心」「知識」「人」「取組」の4つに分類でき、それぞれを探求していくことにしました。

『I’mPOSSIBLE』を活用した授業は、そのなかの「人」の内容として行ったものです。実際にパラリンピアンに会ってみたいと思った子どもたちが、選手に会う前にパラリンピックについて知るために、『I’mPOSSIBLE』を使ってパラリンピック教育の授業を行いました。
座学1コマ・実技1コマの授業を連続して実施しました。パラリンピックの歴史、競技で使われる道具の工夫、サポートする人たちの存在などを学び、実際にゴールボールに挑戦する構成です。

座学では、パラリンピックとオリンピックの認知度や関心の違いに意識を向けた後、リオ2016パラリンピックのダイジェスト映像の鑑賞、クイズなどを行い、児童からは活発に感想や考えを述べる声が上がりました。自由に討論するなかで、パラリンピックの4つの価値を学び、「不可能なんてない」、工夫やサポートで「できない」ことは「できる」ようになることに気づきました。

実技のゴールボールでは、目隠しをしているため最初はなかなかボールを防ぐことができなくても、次第に慣れて競技を楽しむことができ、「障害がある人もない人も皆が楽しめる工夫が凝らしてあってすごいと思います」「障害のある人の視点を体験できたことで世界が広がりそうです」という感想が上がりました。「お静かに!」のボードを掲げたり、マイクで実況中継したり、ボールを選手まで届けたりするなかで、プレイヤーだけが大切ではないことも学びました。

パラリンピックスポーツの魅力を知るとともに、相手の視点に立って物事を考えることの大切さにも気づいてもらえたと思います。子どもたちにとって、パラリンピックに大いに興味を抱くきっかけになり、イベント開催やオリパラソングの作成などをまとめとする、6年間の締めくくりにふさわしい本気で活動する学びの1ピースとなりました。

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