教材活用事例

『I’mPOSSIBLE』の授業を経た生徒の変化

2020.6.29

学校名

岡山市立建部中学校

実施教材

総合的な学習の時間

使用ユニット

1-1 パラリンピックってなんだろう?【座学】

2-4 ボッチャをやってみよう!【実技】

 「ボッチャ部を作ってほしい!」「学校でボッチャ(ボールセット)を買ってほしい!」このような声が生徒の口から自然に出てくるようになりました。生徒に生じた最も大きな変化は「パラリンピックスポーツの価値を知り、見てみたいと思うようになったこと」だと思います。授業の前日、「明日『I'mPOSSIBLE』という教材を使って、パラリンピックについて学びます」と生徒に伝えたとき、それはそれはピンとこない様子で、「オリンピックしか興味ないからどうでもいい」とまで口にする生徒もいました。そう口にしていた生徒の考えは2回の授業が終わったあとにガラッと変わりました。その変化を目の当たりにし、この教材を利用して授業を行って本当に良かったと思うことができました。
 
 講義「パラリンピックってなんだろう?」では、1・2年生のみ合同で行いました。1・2年生あわせて53名しかおらず、図書館で授業ができることが本校の特色でもあります。グループになって着席し、グループワークの時間を少しでも多く確保できるよう工夫しました。用意された様々なテーマについて、グループでホワイトボードを活用しながら議論し、学年の枠を飛び越えて考えを共有しました。
 実技「ボッチャをやってみよう!」ではパラスポーツを体験しました。体育館に6コートを設け、1・2年生合同で、また、別時間で3年生単独でも行いました。想像以上の盛り上がりで、パラリンピック競技に対する興味を持ち始めた生徒が多かったです。1球ごとにチームで作戦を考えたり、うまくいくとチームで喜んだりする姿が見られ、運動神経関係なく、全員で作戦を立ててプレーすることの楽しさを学んでくれたのではないでしょうか。
 生徒の感想では、「ボッチャは障がい者向けのスポーツだと思っていたが、そうではなく、障がいがあるなしに楽しむことができ、障がいがある人と繋がれるスポーツだと思った」と、自分が楽しむだけでなく、障がい者の気持ちになって考えてくれました。

 今年はオリンピックイヤーです。オリンピックだけでなく、パラリンピックにも興味関心をもって過ごしてほしいと思います。

◆事務局からのコメント◆
 授業がきっかけで、パラリンピックへの興味関心が高まったとのこと、大変嬉しいです。残念ながら大会は1年延期になってしまいましたが、今年も是非、『I’mPOSSIBLE』を使って「いろいろな人が一緒に生活を楽しめる社会を実現するための工夫」を学ぶ機会を設けていただけると嬉しいです。
 ボッチャ ボールの作り方、投げ方のビデオ(https://tokyo2020.org/ja/news/news-20200602-01-ja)はご参照いただけましたか?また、YouTubeで「Paralympic boccia」で検索すると過去大会でのボッチャの実際の試合の様子もご覧いただけます。白熱するアスリートの技巧を凝らしたパフォーマンスも是非ご覧ください!

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