教材活用事例

パラリンピアンから学んだこと

2020.6.29

学校名

丸亀市立城北小学校

実施教材

総合的な学習の時間

使用ユニット

1-5 パラリンピアンが学校に来るとしたら【座学】

2-8 パラリンピアンを応えんしよう!【実技】

 今回の授業では、特にパラリンピアンがもつ価値に注目しました。できないことに立ち向かう勇気や努力し続ける強い意志は、これまで学校の人権学習で学んできた差別に立ち向かう人々から学んだことに共通した思いであることを認識して、工夫により公平な機会を得ることの価値から、自分にできる協力の仕方を考えることの意義をより強く考えることができました。
 パラリンピアンのことを調べ、その人となりや生きざまを広く伝えるための手段として、クイズを考え楽しく伝えることに価値を見いだしていくことで、より意欲的な活動に結びつけることができました。できあがったクイズをお互いに出し合い、クイズ大会をすることで、自分たちがパラリンピックをより身近に感じ楽しめました。そして、さらに広めたいと思う児童からの声の高まりから、一度話し合う場を設け、どのように広めるかについて話し合いました。たくさんの意見の中から、まずは全校生に広めたいという意見に集約し、毎日の読書タイムの時間にグループで各教室を回り、クイズ大会をしようと考えました。
 クイズの対象が全校生になったことで、文章や表現方法についてもう一度見直すようになりました。例えば低学年であれば、より簡単でわかりやすい内容にまとめたり、絵や写真を使ったりすることが効果的ではないかと考えました。また、活発な児童の多い中学年には、体を使った体験的なクイズがいいのではないかと話し合いました。この活動こそが、相手の状況や立場を考え行動すること、つまり、障害をバリアと考えるのではなく個性として捉え、個性を生かせる競技方法やルールを考えるといったパラリンピックの本質に迫る考え方であることを体験しながら身につけることができました。
 授業後の感想からは、「周りが喜んでくれることがうれしかった」「クイズの盛り上がりは、自分を応援してくれているように感じて勇気が出た。だからいつもより大きな声が出せたような気がする」という声があり、周りに対する気遣いや自分の成長を実感できたように思います。この活動を通じて得たものが、パラリンピックの競技を観戦することを通じてさらに深まるものと考えます。オリンピックだけではないパラリンピックに対する関心の高まりを実感することができました。

◆事務局からのコメント◆
 学んだことを全校に広めるために、読書タイムを活用して、クイズ大会を行ったとのこと。素晴らしいですね。学年の状況に応じてクイズの内容や、表現方法を工夫して取り組まれ、クイズ大会が盛り上がった様子が想像できました。機会があれば、今度は学校以外の場所でも活動を展開し、さらに盛り上げてください。期待しています!

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