『東京2020パラリンピックを契機に、26回の講演会実施。延べ1,300名以上の社員が受講』

 講師:渡邊 剛
 (卓球)

開催
2019.03
企業・学校・団体名
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本) 様
目的
東京大会を見据え、障がい当事者のお客様をより深く理解するために
形式
対面
担当講師
渡邊 剛
  • #共生社会
  • #パラスポーツの魅力
  • #人権
  • #ダイバーシティ(多様性)

『東京2020パラリンピックを契機に、26回の講演会実施。延べ1,300名以上の社員が受講』

 講師:渡邊 剛
 (卓球)

障がいのある方から実際にお話を聞く機会が少なく、「具体的に何をすればよいのか」という疑問を社員が持っていました。東京2020大会での多くのご利用を見据え、このような疑問を解消するため、当事者の方から生のお話を聞くことができる「あすチャレ!メッセンジャー」を活用し、定期的(月1回程度)に講演会を実施しました。

誰もが快適な鉄道サービスの提供へ向け、前進するきっかけに
当事者の方が自分の言葉で語る体験を聞くことで、「そうだったのか!」「今後の業務に活かしていこう!」という感想を持ち、共生社会への関心が高まるなど、毎回一人ひとりの意識の変化が感じられる素晴らしい機会となっています。また、東京だけの開催だけでなく東京以外でも開催することで、会社全体で共生社会実現に向けた取り組みを拡げていくことができました。

  • 参加者の声

    参加者からは、「当事者の目線での体験や、助かっていること、困っていることを聞くことができ、大変勉強になった。」「今まで疑問に思っていたことを聞くことができた。声をかけられて嫌と思う人はいないと聞いて、安心して声をかけられるようになった。」「講演者の前向きな姿勢に自分もできることを頑張ろうと思った。」といった感想が寄せられました。当事者の方にお話を聞くことで、「具体的に何をすればよいのか」ということが明確になり、すべてのお客さまにとってご利用しやすい旅客鉄道輸送サービスの提供に向けて、社員が一歩踏み出すよいきっかけになったと感じています。

  • 開催担当者の声

    総合企画本部経営企画部 東京2020オリンピック・パラリンピック推進室 村井 真奈美様
    JR東日本グループは、ESG経営を実践し、事業を通じて社会的な課題を解決することで、地域社会の発展と国際的目標「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に取り組んでいます。講師の皆さまの前向きなメッセージは取り組みのヒントとなるとともに、モチベーションの向上につながっています。私自身も、本社で共生社会実現に向けた施策を進めるとともに、上野車掌区の乗務員として、鉄道の安全・安定を守るという新しい働き方にチャレンジしており、2つの仕事を両立する上で、あすチャレ!メッセンジャーの皆さまから教わった「気持ちの持ち方」を活かしています。

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