デフバスケットボール

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全員攻撃・全員守備 音のない中での連携プレーが光る

デフバスケットボールは、ろう者(デフ)がプレイするバスケットボールのことです。競技中では、聴力による不平等をなくし、身体の安全を確保するために補聴器や人工内耳の装用を禁止しています。そのため、チームメイトやベンチからの声や審判の笛などの音が全く聞こえない状態でプレーをします。プレー中はチーム独自のサインでコミュニケーションをとり、審判の笛やブザーの音は、両ゴール横にいるフラッグマンが旗を揚げることで合図を送ることが特徴です。
デフバスケットボールは全員が攻撃し、全員で守る団体競技なので連携ができていなければチームとして機能しません。音の情報がない中で、どのような工夫をしてプレーをするのか、見ごたえのあるスポーツです。

私がこの競技を始めたキッカケ

岡田 拓海選手

埼玉AIT's

手話で可能性を広めた、仲間との連携プレー!

私は小学4年生の時にバスケットボールを始め、中学・高校とバスケットボール部に所属しておりました。高校卒業後でもバスケットは続けていきたいという思いがあり母の友人の繋がりからデフバスケットボールチームがあることを知り埼玉AIT’sに加入したのがきっかけです。
初めは全く手話が出来ず埼玉AIT’sの練習に参加し少しずつ手話を覚え、試合中は補聴器を外さないといけないルールがあり何も聞こえない環境の中で仲間と初めてコミュニケーションを取れた事がとても嬉しかったです。手話を覚えた事で仲間との連携プレーが広がりバスケットがもっと楽しくなりました。
手話で伝え合う魅力をもっと周りに知ってもらえたらなと思います!

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対象

  • 聴覚障がい

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