マンションのコミュニティ形成支援の一環で、経営層から若手社員まで幅広い世代の社員が受講
当社はマンション管理会社として、高齢者や障がいのある方など、多様な居住者の方が共に暮らすコミュニティ形成を支援しています。近年、ダイバーシティ&インクルージョンの重要性が高まる中、社員の障がい者理解を深める研修の必要性を感じていました。これまでもユニバーサルマナー検定の取得支援などを行ってきましたが、より楽しく、よりリアルな体験を通して理解を深めてもらう研修を探していました。そこで出会ったのが「あすチャレ!Academy」です。
パラアスリートの方々に講師として来ていただき、障がいのある方のリアルな体験談や、日常生活での工夫、社会との関わり方などを直接伺えるこの研修は、社員の関心を高め、共感を通して理解を深める絶好の機会だと考え、実施を決定しました。経営層から若手社員まで幅広い世代の人を対象に東京と大阪で計3回(東京2回、大阪1回)の研修を実施し、対面とオンラインの両方の方法を使うハイブリッド形式で、合計200名が参加しました。
大阪会場の様子
新たな気づき「障がいのある方へのサポートに特別な知識は必要じゃない」
講師の「障がい」の捉え方と「選択肢」の話には深く感銘を受けました。これまで、障がいのある方をサポートするには特別な知識が必要だと勝手に思い込んでいましたが、障がいの捉え方に対して新たな視点を持つことができ、自分にもできることがたくさんあると気づかされました。
参加者の声
参加者からは「障がいのある方との心理的な距離が縮まった」「誰かの選択肢になれるように行動したい」といった声が多数寄せられました。
研修後には「自分の限界を決めつけない」や「諦めていた選択肢を再検討する」など自分自身の人生についても前向きに捉えなおすきっかけになったという変化の声も聞かれました。
開催担当者の声
サステナビリティ推進部
ご担当者様
今回の研修で得られた学びを活かし、マンション管理サービスの提供においても、すべてのお客様に寄り添い、より質の高いサービスを提供できるよう努めてまいります。
また、障がいのある方のリアルな体験やサポート方法を学ぶことは、マンション内での共生を促進し、バリアフリー化や災害時における障がいのある方への対応を考えるきっかけとなると考えており、今後は、マンション居住者向けのコミュニティ形成イベントとして、本セミナーの展開を検討したいと思います。