観光業や交通、メーカー、小売、地元議員など多種多様な約70名が参加、無料体験会を大阪で初開催

開催
2019.10
形式
対面
担当講師
山本 恵理
コミュニケーション編

観光業や交通、メーカー、小売、地元議員など多種多様な約70名が参加、無料体験会を大阪で初開催

2020オリパラ、2025大阪万博を控え、業界を超えたインクルーシブ社会への関心高まる
東京以外では初となる「あすチャレ!Academy」の無料体験会が、大阪で初開催されました。当日はホテルグランヴィアの会場がいっぱいとなる約70名が参加する盛況ぶりで、ホテルや交通インフラ、旅行会社といった観光関連業をはじめ、大手メーカーや金融、小売、IT、さらには地元の議員や官公庁など、さまざまな業界の方が参加しました。講師は地元関西出身のパラ・パワーリフティング選手、山本恵理が務めました。関西弁を交えた軽快な語り口で会場を盛り上げ、受講者も笑顔がこぼれる和やかな雰囲気の中、要所要所では真剣に耳を傾けメモを取る姿が多く見られました。また、障がい当事者である車いすユーザーや聴覚障がい者の参加もあり、手話通訳を交えての進行となりました。
※「あすチャレ!Academy」では、事前にご相談頂ければ手話通訳の手配も対応しております。

当事者のリアルな声を聞いたり、サポート方法の体験を通じて「目からうろこが何枚も落ちた」
参加者は車いすユーザーである講師のレクチャーに加え、その他各種障がい当事者のリアルな声を聞くビデオも視聴し、障がいに対する理解を深めたうえで、グループごとに障がい者のサポート方法やコミュニケーションの実践に挑戦しました。その後は活発な質疑応答が行われ、ある受講者が「声をかけたら逆に迷惑になったり、嫌な気持ちになることはありませんか?失礼にならないか考えすぎてしまう」と質問すると、山本講師は「何か力になろうと思って行動に移してくれているという、その気持ちが嬉しい。困っていなかったとしても嫌な気持ちになることはまずないので、積極的にコミュニケーションを試みてほしい」と回答しました。別の参加者からは「目からうろこが何枚も落ちたような体験でした」と感想が述べられました。

  • 参加者の声

    ●このような内容は義務教育にすべき。知らない人がいるのは損失です。非常に有意義でした。
    ●すべてが分かりやすく素晴らしかった。率先した声がけを実行したい。
    ●コミュニケーションを諦めない。たくさんのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。
    ●共生社会の理想の姿を考えるきっかけになった。どんな人とも交流しようとする姿勢が大切。
    ●その人の立場で物事を考えられるようになりたい。
    ●実技があり、体験として学べて非常に有意義でした。まず声がけから始める。
    ●体験型なので、実際にやってみて身をもって理解できたのが良かった。
    ●双方向型のアカデミーで、自分に置き換えて話を聞く、体験することができたのが大変良かった。

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