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2025.10.20

愛知県蒲郡市へ「パラサポ!ミライ」10台を贈呈、式典では市長も試乗


 

日本財団パラスポーツサポートセンター(パラサポ、所在地:東京都港区、会長:山脇康)は、2025年10月20日、学校の運動会をきっかけにインクルーシブ教育を推進するプログラム「パラサポ!インクルーシブ運動会」のインクルーシブな種目「車いすリレー」等で使用していただく「パラサポ!ミライ」10台を、愛知県蒲郡市へ贈呈しました。愛知県では常滑市に続き、2番目の自治体となります。

 

パラサポが開発した校庭でも体育館でも使用可能なスポーツ・アクティビティ用車いす「パラサポ!ミライ」は、2024年度に10自治体へ各10台、合計100台を贈呈・配備しました*。2025年度は6自治体へ各10台、合計60台の贈呈・配備を予定しています。今回の蒲郡市は、通算11自治体目、2025年度としては初めての贈呈先です。

 

▲贈呈式で挨拶をした鈴木寿明蒲郡市長
 

10台の「パラサポ!ミライ」を前に、鈴木寿明蒲郡市長は「蒲郡市は『豊かな自然 一人ひとりが輝き つながりあうまち ~君が愛する蒲郡~』という将来都市像を描いて各施策を行っており、先ほど(パラサポの)山脇会長がおっしゃったインクルーシブな、共生社会、誰も取り残さない、取り残されない社会を目指しております」と述べ、「蒲郡市立の特別支援学校を創っていく教育施策があるなかで、(「パラサポ!ミライ」を活用して)誰もが挑戦できる機会をいただけるというのは本当にありがたいお話で、今後、多くの子どもたちが、障がいのあるなしにかかわらずスポーツを楽しんだり、インクルーシブ運動会でお互いに競い合ったりといういい経験を、楽しい経験をさせていただきたいと思います」と続けました。

 

▲「パラサポ!ミライ」に試乗した鈴木市長(写真右)
 

「パラサポ!インクルーシブ運動会」を担当するパラサポDE&Iプログラム推進部ディレクターの山本恵理から「パラサポ!ミライ」の機能や工夫の説明を受けながら、回転性の高いバスケットボールポジション、まっすぐに進むリレーポジション、それぞれに試乗した鈴木市長は「子どもたちにも経験して欲しいですね」と今後の活用に期待を膨らませました。

 

▲蒲郡市から感謝状が贈呈されました
 

蒲郡市は、校長会を通じ「パラサポ!ミライ」を「パラサポ!インクルーシブ運動会」とともに周知して各学校での活用を推進していきつつ、コミュニティパーク「グルーンがまごおり」に常設し来場者に気軽に体験(試乗)していただいたり、パラスポーツ体験等のイベントの中で活用したりする計画を発表しました。また、市民のみなさまへ無料で貸出しを行い、健康福祉、スポーツなど様々な場面で活用していただけるように周知する予定もあると話していました。

 
*<2024年度の贈呈実績>
東京都府中市(2024年9月11日)
長崎県大村市(2024年9月26日)
山口県下関市(2024年10月28日)
愛知県常滑市(2024年11月11日)
香川県丸亀市(2024年11月28日)
佐賀県唐津市(2024年12月3日)
福岡県北九州市(2024年12月20日)
長野県(2025年1月15日)
東京都町田市(2025年1月23日)
埼玉県戸田市(2025年3月6日)

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