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2025.12.19

西多摩地区では初、東京都青梅市へ「パラサポ!ミライ」10台を贈呈。市長と児童が体育館で「パラサポ!ミライ」に試乗

西多摩地区では初、東京都青梅市へ「パラサポ!ミライ」10台を贈呈。市長と児童が体育館で「パラサポ!ミライ」に試乗

日本財団パラスポーツサポートセンター(パラサポ、所在地:東京都港区、会長:山脇康)は、2025年12月18日、学校の運動会をきっかけにインクルーシブ教育を推進するプログラム「パラサポ!インクルーシブ運動会」のインクルーシブな種目「車いすリレー」等で使用していただく「パラサポ!ミライ」10台を、通算13自治体目、西多摩地区としては初めて東京都青梅市へ贈呈しました。
贈呈式では青梅市の大勢待利明市長と青梅市立第二小学校の児童6人が「パラサポ!ミライ」のリレーポジションとバスケポジションそれぞれの違いも感じながら試乗を楽しみました。

 

 

「パラサポ!ミライ」は、パラサポが2024年に開発した校庭でも体育館でも使用可能なスポーツ・アクティビティ用車いすで、2024年度に10自治体へ各10台、合計100台を贈呈・配備しました。2025年度は、6自治体へ各10台、合計60台の贈呈・配備を予定しています。

 

▲贈呈式で挨拶をした大勢待市長
 

大勢待市長は、挨拶のなかで「青梅市は『あすチャレ!』という教育プログラムを市内の小学校で実施していまして、私も実際に車いすバスケットボールを非常に楽しく体験いたしました。『パラサポ!ミライ』の活用としては第一に教育現場で実際に乗ってみたり体感することによって、共生社会であるとか、インクルーシブな世の中について子どもたちともに深く考える大きなきっかけにしていきたいと思っております」と話しました。
*青梅市では、パラサポが主催するDE&I教育プログラム「あすチャレ!スクール」「あすチャレ!ジュニアアカデミー」を2017年からこれまで、市内の小・中学校で84回実施しています。

 

▲「パラサポ!ミライ」に試乗した大勢待市長と第二小学校の児童
 

DE&Iプログラム推進部ディレクターで「パラサポ!ミライ」の開発にも携わった山本恵理から「パラサポ!ミライ」の特徴、乗り方や早く走るコツなどの説明を受けた児童たちは、贈呈式終了後に山本と一緒に追いかけっこをして楽しみました。児童からは「進むことより止まることが難しかったので練習してみたい」などの感想とともに「車いすでリレーをしてみたい」「車いすバスケットボールをしてみたい」などのコメントがありました。

 

▲贈呈式の後も「パラサポ!ミライ」に乗り、追いかけっこをして楽しみました
 

今後の「パラサポ!ミライ」活用について青梅市は「学校教育分野では市の各小中学校の授業や2026年度の運動会での活用を、生涯学習分野では市のスポーツ事業や社会教育事業や市民への貸出等を行っていきます。また年明け1月11日、12日に開催される『パルクール鬼ごっこボートレース多摩川カップ2026』にて『パラサポ!ミライ』を活用した体験会を開催します」と話しました。

 
<2024年度の贈呈実績>
東京都府中市(2024年9月11日)
長崎県大村市(2024年9月26日)
山口県下関市(2024年10月28日)
愛知県常滑市(2024年11月11日)
香川県丸亀市(2024年11月28日)
佐賀県唐津市(2024年12月3日)
福岡県北九州市(2024年12月20日)
長野県(2025年1月15日)
東京都町田市(2025年1月23日)
埼玉県戸田市(2025年3月6日)
 
<2025年度の贈呈実績>
愛知県蒲郡市(2025年10月20日)
兵庫県尼崎市(2025年11月26日)
東京都青梅市(2025年12月18日)

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