パラスポーツの競技用具に詳しくなろう! 【パラサポ新聞】10号×【パラサポWEB】

いろいろなパラスポーツで選手が使う競技用具を並べてみたよ!パラスポーツ専用の用具もあるし、普段みんなが使っているラケットやボールもあるみたいだね。
視覚に障がいのある選手がプレーするブラインドフットボール(ブラインドサッカー)のボールとアイマスク
4人のフィールドプレーヤーは、光を感じるくらいから、全く感じない全盲まで視覚障がいの程度に差があるため、全員が公平な条件になるよう、アイマスクを着用。さらにアイマスクの下にアイパッチを貼り、視覚を完全に遮断しプレーする。
もっとくわしく▶ブラインドフットボール(ブラインドサッカー)とは?
視覚に障がいのある選手がプレーするゴールボールのボールとアイマスク
選手全員が使用するのがアイシェード(目隠し)。選手により、全盲や弱視など障がいの程度には差があるが、これを付けることで、全員が同じく、全く見えない状態でプレーする。
アイシェードの下にはアイパッチを貼り、アイシェードがずれても見ることができないようにしている。
もっとくわしく▶ゴールボールとは?
冬季から夏季まで~スノーボードや陸上競技などの義足
陸上競技のトラック種目で選手が付ける義足は、義足と脚をつなぐソケット、膝関節の役割を果たす膝継手、足部からなるのはスノボードの義足と同じ。特徴は地面を蹴る足部。板バネとも言われる、丈夫で軽く弾力性もあるカーボン素材が使われている。
もっとくわしく▶スノーボードとは?
もっとくわしく▶陸上競技とは?
車いすラグビーの競技用車いすとボール
ボールは一般のラグビーのような楕円形ではなく、バレーボールの5号球をもとにした車いすラグビー専用の丸いボールを使っている。
もっとくわしく▶車いすラグビーとは?
車いすバスケットボールの競技用車いすとボール
選手は、決められたルールの範囲で自分に合うようカスタマイズした競技用車いすを使用。ボールは一般のバスケットボールと同じ、ボールやコートのサイズ、リングの高さも同じ。
もっとくわしく▶車いすバスケットボールとは?
車いすテニス、卓球、バドミントンのラケットとボール、シャトル
それぞれの競技は障がいの種類や程度に合わせて競技用車いすなども使用。各競技の「もっとくわしく」をチェックしてみよう。
もっとくわしく▶車いすテニスとは?
もっとくわしく▶卓球とは?
もっとくわしく▶バドミントンとは?
選手が最大限の力を発揮できるようチューンアップされたアルペンスキーのチェアスキー
また、下肢に障がいのある選手はストックの代わりに端がスキーのようになっているアウトリガーという用具を使用する。
もっとくわしく▶アルペンスキーとは?
白い目標球(ジャックボール)に赤と青のボールをどれだけ近づけられるかを競うボッチャのボール
自力で投球することができない選手のBC3クラスでは、選手はランプというすべり台のような競技用具を使う。長さを継ぎ足すことができ、ボールのスピードを速くして遠くを狙ったり、コートにあるボールを弾くこともできる。
もっとくわしく▶ボッチャとは?
トラックの短距離からマラソンまで使用する競技用車いす「レーサー」
もっとくわしく▶陸上競技とは?
水泳で視覚に障がいのある選手が使用するブラックゴーグルとタッピングバー
その中で視覚に障がいのある選手が使用する用具が、ブラックゴーグル。クラス11の選手は、視覚を完全に遮断し公平に競うために、黒塗りのゴーグルを使用する。またターンやゴールのタイミングに合わせ、プールサイドにいるタッパーが、タッピングバーで選手の頭や背中にタッチし壁の位置を知らせる。
もっとくわしく▶水泳とは?
馬と選手が一緒に演技を行う馬術の鞭
たとえば両手で手綱が握れない場合は片手で扱えるバー状に改良したり、指が欠損している選手は片指に引っかけて使用できるループ状の手綱を使ったりする。鞭を手にゴムで固定する選手も。
もっとくわしく▶馬術とは?
数十m先の小さな標的をライフルもしくはピストルで撃ち得点を競う射撃の的
例えば10mのエアライフルの「立射」の種目では、競技時間1時間15分の中で60発を撃つ。10点になるのは的の中心の直径0.5mm程度。
もっとくわしく▶射撃とは?
「氷上の格闘技」とも呼ばれているアイスホッケーのスレッジ(そり)とスティック
一般のアイスホッケーでは長いスティックを1本持つが、パラアイスホッケーでは短いスティックを両手に1本ずつ、合計2本持つ。パラアイスホッケーのスティックは、パックを打つブレード部分と、その反対側は端にギザギザしたピック(刃)がついていて氷をかいて前に進むことができる。
もっとくわしく▶アイスホッケーとは?
先端がストーンのハンドル部分にはめ込むようになっているデリバリースティックとストーン。
投球するときに使用するのが、手の代わりにストーンを押し出すデリバリースティック。先端はストーンのハンドル部分にはめ込むようになっている。一般のカーリングとの違いが、投球した後に氷をこする「スウィーピング」が禁止されていること。氷の状態を読み、デリバリースティックを通じて正確なショットを繰り出せるかが勝敗を左右する。
もっとくわしく▶車いすカーリングとは?
自転車競技やトライアスロンで下半身に障がいのある選手が使うハンドバイク
自転車競技やトライアスロンで視覚障がいのある選手が使用するタンデム
もっとくわしく▶自転車競技とは?
もっとくわしく▶トライアスロンとは?