あの言葉に、魂が宿っていた。ミラノ・コルティナを彩るアスリートたちの言霊

冬季競技特有の過酷な環境で世界の厳しさと対峙し、心をひとつに挑み続ける日本代表選手団。そのひたむきな姿から溢れ出たアスリートの言葉とともに、ミラノ・コルティナ2026パラリンピック冬季競技大会の前半戦を振り返る。
パラスノーボード・小須田潤太
「きれいに言えば、攻めた結果」
パラスノーボード・男子スノーボードクロス(SB-LL1)で決勝に進出。3番手でフィニッシュするも、走路妨害と判定され4位になった。決勝後、「きれいに言えば、攻めた結果」と唇を噛んだ。
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パラアイスホッケー・新津和良
「時間が止まったみたい」
初戦のチェコ戦、第1ピリオドで先制点を決めた。試合は敗れたものの、日本代表を勢いづけるゴールとなった。「時間が止まったみたいに集中力が(あった)」と振り返り、「本当にきれいなゴールになりました」と胸を張った。
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車いすカーリング・小川亜希
「“おかえり”って感じでした」
ミックスダブルス総当たりの予選、第6戦のエストニア戦。正念場でペア中島洋治のショットが決まり、相手のパワープレーを封じた。この日、なかなか調子の出なかった相棒の値千金のプレーに「おかえりって感じでした」と笑顔でコメントした。
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アルペンスキー・村岡桃佳
「忘れない景色だろうなと思いながら、スタートに立ちました」
パラアルペンスキー・女子スーパー大回転(座位)で銀メダル獲得。大ケガから復帰し、「忘れない景色だろうなと思いながら、スタートに立ちました」と感慨深げにコメント。雪上でスキーをする楽しさを改めて感じることができた時間だった。
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アルペンスキー ・村岡桃佳
「もう1回ヘリに乗ってもいい」
女子大回転(座位)で、今大会自身2個目となる銀メダルを獲得。今シーズンはイタリア遠征中にドクターヘリで運ばれており、攻めれば再びケガをする不安もあったが、3連覇がかかる種目で「もう1回(ドクター)ヘリに乗ってでもいいから、フルアタックをしようと思っていた」と強い覚悟で臨んだ。
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text by TEAM A
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