日本財団パラリンピックサポートセンター

[パラリンピック競技団体のガバナンス勉強会]川淵三郎氏が「ビジョンを持ち、力を合わせて」と熱弁

[パラリンピック競技団体のガバナンス勉強会]川淵三郎氏が「ビジョンを持ち、力を合わせて」と熱弁
2016.01.15.FRI 公開

競技団体の課題解決に向ける勉強会を開催

日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)の山脇康会長による挨拶の後、来賓である遠藤利明東京オリンピック・パラリンピック担当大臣、鈴木大地スポーツ庁長官が挨拶。その後、日本バスケットボール協会監事であり、日本サッカー協会の川淵三郎最高顧問が登壇し、競技団体関係者に向け「みなさんは、恵まれた環境にあり、かつ予算をもらっている。ビジョンを持って活動しなければ意味がない。みんなで力を合わせてグラスルーツにも取り組んで」と熱弁を振るった。

競技団体関係者、多くのメディアで会場は満席

パラサポは、パラリンピック競技団体の第一回勉強会として、スポーツ競技団体におけるガナバンス及び法務、税務に関する講義を開催。

さまざまな課題を抱える競技団体関係者、パラリンピックに注目するメディア関係者が参加し、会場は満席に。熱気ある雰囲気の中での開催となった。

川淵氏の熱いメッセージを受け、競技団体関係者はその後、続けて行われた講義に熱心に耳を傾けた。

弁護士の境田正樹氏
弁護士の境田正樹氏

内閣官房政策参与で日本バスケットボール協会監事でもある弁護士の境田正樹氏とB.LEAGE監事で弁護士の岸郁子氏からは「スポーツ団体に求められるガバナンス」について、そして日本バスケットボール協会監事で税理士の須永功氏は税務の面から「スポーツ競技団体の会計・税務の基礎」についてレクチャー。

今回の講義を受け、日本身体障がい者水泳連盟の河合純一会長は、「ビジョンを持つことが重要だと改めて感じた。連盟としてのビジョンを会員と確認し合い、ブラッシュアップして活動したい」とコメント。

また、ウィルチェアーラグビー日本代表チームの三阪洋行アシスタントコーチは「2020東京パラリンピックが決まって外的なサポートが増えたことで、(それを処理する)専門家の必要性を感じる。10年ほど前とは違い、今までのメンバーでは正直、十分な組織運営ができない」と話すなど、多くの気づきを得たようだ。

税理士の須永功氏
税理士の須永功氏
弁護士の岸郁子氏
弁護士の岸郁子氏

パラサポでは、競技団体ごとの課題に応じて弁護士・税理士に直接相談できる機会を設け、課題解決を図るための体制強化を進めていく。

また、1月19日からは、Webマーケティングセミナー(連続5回予定)も開催予定。

競技団体間の連携強化へ

ボッチャのミニゲームで盛り上がった新年会
ボッチャのミニゲームで盛り上がった新年会

この日は、各競技団体、日本障がい者スポーツ協会(JPSA)、パラサポの合同新年会も開かれ、団体間のスタッフが交流を深めた。

text by Asuka Senaga
photo by X-1,Parasapo

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