日本財団パラリンピックサポートセンター

11,000人が熱狂!パラスポーツパーク in 東京おもちゃショー2019 特別レポート

11,000人が熱狂!パラスポーツパーク in 東京おもちゃショー2019 特別レポート
2019.07.04.THU 公開

6月13日(木)〜16日(日)、東京ビックサイトで行われた「東京おもちゃショー2019」内に日本財団パラリンピックサポートセンターが主催するパラスポーツ体験イベント『i enjoy ! パラスポーツパーク』(協賛:日本航空株式会社)が出展。そこへ今回訪れたのは、日本を代表する美女「ミス・グランド・ジャパン2019」ファイナリストの7名。来年の東京2020オリンピック・パラリンピックで、今注目度が急上昇中というパラスポーツの体験レポートをファイナリストたちがお届けします。


当日、たくさんの家族連れで賑わった「『i enjoy ! パラスポーツパーク』。新感覚のパラスポーツ体験に子どもから大人まで多くの人が夢中になりました!

東京おもちゃショーの『i enjoy ! パラスポーツパーク』で、話題の「車いすバスケットボール」に挑戦!

シドニーパラリンピック男子車いすバスケットボール日本代表キャプテン・根木慎志氏が、ファイナリストたちに車いすの操作方法や競技ルールなどをレクチャー!

パラスポーツの花形と呼ばれる「車いすバスケットボール」。本来は、一般のバスケットボールと同じ高さにゴールが設定されるため相当の腕力とテクニックを必要としますが、今回のイベントでは得点が決めやすいよう小学生が行うミニバスケットボールと同じ高さのゴールに。しかし、ゴールが低く設定されているとは言え、車いすバスケットボールは、ボールさばきだけでなく車いすの操作がキモとなるスポーツ。果たして美女7名のプレーはいかに!?

「車いすバスケットボール」って実際どんな感じ?

 

「座った状態だとシュートが全然届かないんですよね。車いすバスケには、体力だけでなくさまざまな感覚が必要だと感じましたね」(水谷和歌奈さん)

「難しいけれど、実際やってみるとこれがすごく楽しい! 今後チャンスがあったらぜひ試合も観戦してみたいです」(村井未生さん)

試合は、ピンク色のTシャツを着たピンクチームと、白のTシャツを着たメンバー+根木氏の白チームに分かれて対戦。練習でできていたシュートやドリブルも試合になるとうまくいかず、ボールを持ってもどうしていいかわからないという場面も多く見られましたが、次第にコツを掴み、終盤になると両チームとも得点ラッシュに! スコア担当のスタッフがカウントを忘れるほど盛り上がりました。

戦略を駆使する「ボッチャ」で美女たちが真剣勝負

車いすバスケットボールと同様、2チームに分かれて団体戦で勝負。両チームともあれこれと作戦を練りながらも、なかなか狙ったところへボールが転がらず息を飲む展開に。

「ボッチャ」は、重度の障がいがある人のために考案されたパラリンピック特有の球技。目標となるジャックボール(白球)に向かって手持ちのカラーボール(赤もしくは青)を投げたり転がしたりして、いかに多くのボールをジャックボールに近づけることができるかを競います。手で投げることが難しい場合は、足で蹴ることも可能。さらには競技アシスタントの補助を受けたり、勾配具(ランプ)を使うことも可能なため、あらゆる人が一緒に参加できる、というのもボッチャの大きな魅力です。地上のカーリングとも呼ばれ、一投一投戦略を練るのも醍醐味の一つ。さて、ファイナリストたちは、うまく作戦を立てられたでしょうか?

「ボッチャ」って実際どんな感じ?

「ボッチャは、障がいのある人も無い人も関係なく全ての人が楽しめる素敵な競技。試しに手で投球するのではなく、足で蹴ってみたのですがコントロールがすごく難しい! 実際に足で投球している人はすごい!と思いましたね」(澤田絵玲奈さん)

「私は以前にパラリンピックでボッチャを観てから、実はずっとやってみたかったんです。実際にやってみると、こんなに楽しいものとは思わず(笑)びっくりしました」(大鷹りかさん)

「私もかなり夢中になって楽しんじゃいました! 運動神経というより頭脳戦なので、子どもから高齢者まであらゆる人が楽しめるスポーツですね」(松村奈緒さん)

「ルールもわかりやすいし、初めての人でもすぐに親しめるのも魅力ですね。実際の試合も観戦してみたい!」(水谷和歌奈さん)

スタッフから簡単なレクチャーを受けた後、試合形式で実践。始めにリードした白チーム(青ボール)でしたが、戦略的に攻めるピンクチーム(赤ボール)に逆転され、巻き返しに。途中、運任せでボールを蹴ってみるも失敗。しかし最後の一投で大逆転に見事成功し、白チームの勝利に!

パラ陸上の競技用車いす「レーサー」でスピード競争

パラリンピック日本人最多となる7大会出場の永尾嘉章氏を講師に迎え、パラ陸上競技で使用する車いす「レーサー」の試乗会を開催。同時に、その場で最高時速を競う10秒間のスピードトライアルが行われ、ファイナリストの中から3名が記録更新に挑戦しました。

大きな後輪が特徴の「レーサー」は、車いすのイメージがガラリと変わるスポーティなルックス。

「レーサー」って実際に乗ってみると、どんな感じ?

「ただ腕を動かすだけだと思ったら上半身全体を使わないとスピードが出ないんですよね。今回私は時速14.1km/hという結果でしたが、実際にアスリートレベルの時速25km/hを出すためには、かなりパワーがいると思いました」(松村奈緒さん)

「パラリンピックに出場する選手は女性でも時速 25km/hを出せると聞いてすごく驚きました。私、すごく頑張ったけど全然記録が伸びなくて……(笑)」(澤田絵玲奈さん)

スピードトライアルに挑戦した松村奈緒さんが好記録を打ち出した瞬間。会場内のランキングボードにも上位記録保持者として松村さんの名前が表示されました。

トップバッターは、今回初めて車いすに触れた藤本さん。多くのスタッフや観客が声援を送る中、一心不乱にタイヤを回すもなかなかスピードが上がらず苦戦。介護士として普段から車いすに触れる機会が多いという澤田さんも健闘しましたが、残念ながら記録更新に至らず。そんな中、最後に挑んだショーダンサーの松村さんが14.1km/hの好記録をマーク! この日の「一般女性の部」の記録を更新し、大きな拍手に包まれました。

「フィッシャーズ」とコラボのクイズラリーに参加

最後に、「パラ駅伝」にも参加したYouTubeチャンネル登録者数560万人超の超人気動画クリエイター『フィッシャーズ』とのコラボレーション企画「フィッシャーズと一緒に学ぶ!パラスポーツ博士への道 クイズラリー」に参加。メンバーの等身大パネルをたどりながらパラスポーツやパラリンピックについて学んだのち、全6問のクイズに挑戦しました。

フィッシャーズのクイズラリーは、どうだった?

「フィッシャーズさんのユニークなナビゲートによって、子どもから大人まで楽しみながらパラスポーツについて学ぶことができる企画だと思いました。ゴール後、『パラスポーツはかせ』認定ステッカーをいただけたのも嬉しかったです」(村井未生さん)

「クイズの途中、視覚障がいのあるランナーとガイドランナーをつなぐ “キズナ”と呼ばれるロープを実際に触れられたのも印象的でしたね。あのロープを頼りに走るのはすごいなぁと。パラリンピックで実際の競技を観るのが楽しみになりました」(藤本さくらさん)

「これまでパラリンピックやパラスポーツについて知るきっかけがなかったのですが、今回クイズラリーというかたちで学べたことはとてもいい機会になりました」(藤田雅馨さん)

         

今回、パラスポーツを体験してみてどうだった?

「パラスポーツって、想像以上に楽しい!」

「障がいのある方も無い方も一緒に楽しむことができるイベントで、今日は夢中でパラスポーツを楽しませていただきました。想像を超える面白さだったので、ぜひより多くの人に知ってもらいたいと思いました!」(松村奈緒さん)

「初めて知ることがとても多く、パラスポーツについてもっと知りたいと感じました。今回実際に自分で体験してみたことで、今までと違った視点でパラリンピックを楽しめると思いました!」(藤田雅馨さん)

「今日の体験でパラスポーツにとても興味を持ち、すぐにでも行動を起こしたい気持ちでいっぱいです! まずは『視覚障がいを補うサポーター』など、私にできることを探してみようと思います」(澤田絵玲奈さん)

「パラスポーツを身近に感じることができて、本当にすごく楽しかったです。今後は、『ミス・グランド・ジャパン2019』として情報を発信するなど、一緒にパラスポーツを盛り上げていきたいと思います」(水谷和歌奈さん)

「初めて体験することばかりでしたが自然と笑顔になることが多く、パラスポーツに対するイメージが変わりました。まさに、パラサポの合言葉『i enjoy!楽しむ人は、強い!』がぴったり!」(村井未生さん)

「これまで『ミス・グランド・ジャパン2019』のファイナリストたちが一緒にスポーツをする機会がなかったのですが、その初めてが今回のパラスポーツだったことで、とても印象深い一日になりました。今後もこのようなイベントがあったらぜひ参加したいですね」(藤本さくらさん)

「私たち『ミス・グランド・ジャパン2019』のファイナリストも世界を目指していますが、今日のイベントを通して、誰にでもひとつの夢に向かって頑張る権利があると痛感しました。みなさん、一緒に頑張りましょう!」(大鷹りかさん)

クイズラリー後、東京2020パラリンピックへ向けた応援メッセージを集める「OENフラッグ」にメッセージを書き込んだ「ミス・グランド・ジャパン2019」のファイナリストたち。今回のパラスポーツ体験を通じて、来年の東京2020パラリンピック、そしてその先のインクルーシブ社会(共生社会)に向けて、一同、期待や意欲が高まる興味深い1日となりました。

「i enjoy ! パラスポーツパーク」 in 東京おもちゃショー2019

【主催】 日本財団パラリンピックサポートセンター
【協賛】 日本航空株式会社
【協力】 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
【内容】
■ パラスポーツ体験コーナー : 車いすバスケットボール(レッスン、フリースロー) / ボッチャ / 陸上競技用車いす(レーサー)
■ クイズラリー : 『フィッシャーズと一緒に学ぶ!パラスポーツ博士への道 クイズラリー』
■ DOSAスポーツ能力測定コーナー : (参考)http://www.dosa.or.jp/mesure.html
■ 日本航空株式会社ブース :日本航空の制服を着用しての写真撮影会

【Fischer’s-フィッシャーズ-】https://www.youtube.com/channel/UCibEhpu5HP45-w7Bq1ZIulw

【MISS GRAND JAPAN -ミス・グランド・ジャパン-】
http://missgrandjapan.com/

text by Uiko Kurihara(Parasapo Lab)
photo by Tomohiko Tagawa

11,000人が熱狂!パラスポーツパーク in 東京おもちゃショー2019 特別レポート

『11,000人が熱狂!パラスポーツパーク in 東京おもちゃショー2019 特別レポート』