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Sports /競技を知る
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水泳×卓球の同姓同名日本代表が再び共演! アジアパラでは“ダブル元希”に大注目!
パラ水泳の齋藤元希と、パラ卓球の齊藤元希。異なる競技で世界に挑む、2人のトップパラアスリートには、漢字表記こそわずかに異なるものの、同じ「げんき」という名を持つ共通点がある。前回の対談記事でも大きな反響を呼んだ2人が再び登場。同姓同名ならではのエピソードから、それぞれのプライベート、そしてアジアパラに向けた意気込みまで、和気あいあいとしたトークを繰り広げた。
齋藤元希(さいとう・げんき)|パラ水泳
パラ水泳日本代表。山形県北村山郡出身、スタイル・エッジ所属。27歳。もしアスリートになっていなかったら、なっていたのは「鍼灸師」。
齊藤元希(さいとう・げんき)|パラ卓球
パラ卓球日本代表。山形県生まれ・神奈川県横浜市出身、プランテック所属。25歳。もしアスリートになっていなかったら「バックパッカー」として世界を旅していた。
本人より先に「荷物」が交流!? アジアパラでの出会い
――前回の対談記事の反響はいかがでしたか?
齋藤元希(以下、水泳の元希):パリ2024パラリンピック前の合宿中に公開されたので、水泳チームから「本当に同姓同名なんだね!」ってすごく言われました(笑)
齊藤元希(以下、卓球の元希):僕もです! 漢字は「齋」と「齊」でちょっと違いますけど、読み方は全く同じですからね。

卓球の元希:僕たちの出会いって、2018年にインドネシアで行われたアジアパラでしたよね。選手村でなぜか僕だけ卓球チームとは違うフロアに案内され、違う荷物が届いて(笑)そこで初めて元希くんのことを知ったんです。
水泳の元希:そうそう! 本人より先に荷物だけが交流していたという(笑)。僕のスーツケースが間違えて卓球の元希くんの部屋に運ばれちゃって。僕もタグを見て「僕の筆跡じゃないな」って気づいて返した記憶があります。

初めて行った海外は2人ともイタリア!
――初めて行った海外の思い出はありますか?
水泳の元希:僕はクラス分けを受けに行くために行った、ヨーロッパのどこだったかな……。右も左も分からない状態で行きました。
卓球の元希:初めての国際大会はイタリアのリニャーノでした。複合施設で体育館とプールが一緒になっている場所です。

水泳の元希:同じ場所だ! 初めての海外は、イタリアです。 ガラス張りのプールで、周りに林があるところですよね。
卓球の元希:そうです! 食堂では、マカロニとかニョッキが出ますけど、主食の当たり外れが激しくありませんでした? メインのお肉を選んだらめちゃくちゃ塩辛いし、魚を選ぶと川魚感がすごくて……(笑)
水泳の元希:確かにあの川魚感はすごかった! 僕、初めての海外遠征で何も知らなかったので日本食も持っていかなくて、食事の少なさと味に本気で困ってました。
卓球の元希:デザートにフルーツが丸ごと出てきて「ナイフで切れ」みたいな感じでしたしね。最初は敷地からの出方も分からなくて缶詰状態でした(笑)

転戦の過密さと競技システムの「違い」
――お互いの競技システムやスケジュールの違いについてはいかがですか?
卓球の元希:パラ卓球は世界各地でツアー大会が年間10大会以上あって、とにかく移動と試合の連続なんです。アジアパラや世界選手権が同じ年に重なる年もあり、本当に休みがないくらい転戦しています。しかも今期はクラス4と5が一時的に統合されて、アジアパラでも激戦必至なんです。アジアは、中国と韓国に加えタイやインドネシアなど新興国も強くて、パリパラ以上にハイレベルな戦いになりますね。
水泳の元希:パラ卓球のスケジュールを聞くと、パラ水泳は遠征が少ないように思いますね。パラ水泳は年間で大きな国内大会が数回と国際大会が1〜2回ほど。勝敗のランキングというよりは、自分が目指すタイムや大会の標準記録(MQS)を切ることが重要になります。 夏に大きな大会があって、その後ちょっと休んで、3月の代表選考レースに向けてトレーニング期に入ります。
卓球の元希:結局休める時期は少ないんですね。水泳はいろんな種目がありますが、元希くんはいつも何種目出るんですか?
水泳の元希:僕は100m自由形、100mバタフライなど5種目です。
卓球の元希:5種目!? 体力お化けですね(笑)
これで「ダブル元希」マスター!? 素顔に迫る直感クイズ
――ここからは2人の素顔に迫るクイズです! 直感で答えてください。
水泳の元希:わかりました!
卓球の元希:よろしくお願いします!

水泳の元希:まず「朝ごはんはパン派かご飯派か」ですが……僕はあまりこだわりがなくて……3食食べることだけは決めています。
卓球の元希:僕は、朝ごはんはミルで淹れたコーヒーとヨーグルト。食べ物はラーメンが好きで、僕は断然、家系です。ほうれん草もトッピングします。山形を裏切ってすみません!
水泳の元希:山形の人はラーメンが好きなんですよね。僕はもちろん醤油ラーメンです! 遠征から日本に帰ってきたら、まず何を食べたくなりますか?
卓球の元希:僕はお寿司ですね。懐石料理とか、豚カツもいいですね。白米が食べたくなります。
水泳の元希:分かります! 僕はお刺身が好きなので、魚が食べたくなりますね。

卓球の元希:お風呂上がりの髪を乾かす時間ってどれくらいですか?
水泳の元希:僕は短髪なので5分で終わっちゃいます。元希くんは?
卓球の元希:僕も10分くらいですね(笑)

アジアパラに向けて「ダブル元希」で挑む!
――最後に、愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会に向けた意気込みをお願いします!
卓球の元希:パラ卓球はアジアパラの後は世界選手権と遠征が続きますが、しっかりコンディションを整えてアジアパラに臨みたいです。アジアの強豪と戦えるのは楽しみですし、見るほうも楽しめると思います。
水泳の元希:日本で開催される大会なので、僕にとっても特別な思いがあります。地元ではパブリックビューイングも予定してもらっているので、最高の泳ぎをお見せしたいです。

卓球の元希:競技は違いますけど、お互いベストを尽くして良いニュースを届けたいですね!
水泳の元希:ですね!「ダブル元希」でアジアパラを大いに盛り上げていきましょう!

text by Asuka Senaga
photo by X-1






