日本財団パラリンピックサポートセンター

開催まであと1年!「新しい地図」が語る東京2020パラリンピックへの想いとは?

開催まであと1年!「新しい地図」が語る東京2020パラリンピックへの想いとは?
2019.08.26.MON 公開

東京2020パラリンピックの開幕まで残りちょうど1年となった8月25日、東京・渋谷にて1年前カウントダウンセレモニーやイベント「みんなのスポーツ×ファンフェスティバル」が行われた。当日は、国際パラリンピック委員会(IPC)副会長のドゥエーン・ケール氏と、IPC特別親善大使 兼 日本財団パラリンピックサポートセンタースペシャルサポーターである新しい地図の稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんが登壇し、記者会見を行った。

来たるべき東京2020パラリンピックへのそれぞれの想い

香取さんは、「以前からもっと多くの人にパラリンピックを知っていただきたく、自分も知ろうとしていたんですが、去年、実際に平昌2018冬季パラリンピックを観たことが一番大きくて。人生観が変わるというか。こんなスポーツがあるんだ、こんなにハッピーで楽しいことがあるんだと知ることができました。みなさんも来年の東京パラリンピックを実際に観ることによって、人生観が変わって、そこからさらにその先へ繋がると思います」と実際に観戦することの楽しさ、その素晴らしさを伝えてくれた。

草彅さんは、「来年の東京パラリンピックに向けて、選手の方と接する機会や、取材で対談させてもらうことも多くなりました。実際に競技を観戦することで選手のエネルギーや勇気を感じることができ、その都度、自分の人生観が変わっていくのが分かるんです。東京パラリンピックではそういう瞬間がたくさんあると思うので、みなさんもチケットを買ってぜひ応援してもらいたいです。たくさんの方の応援が選手のみなさんのパフォーマンスに繋がると思うので」とパラリンピアンたちの気持ちを代弁するような、優しい視点で話してくれた。

「いろいろな取材や実際に試合を観に行かせていただいたりしながら、パラリンピックについて勉強させていただいている最中ですね。ラグビーにしろ、テニスにしろ、水泳にしろ、子供の頃から知っているスポーツなんですけど、パラリンピックの競技になることによってルールが違ったり、細かく細分化されて楽しめる。なので新しいスポーツという感覚で楽しんで、僕自身夢中になっています。今日で東京パラリンピックまで残り1年となるわけですが、本当に多くの方々に足を運んでほしいと思いますし、来てくださった皆様に人生の希望を感じてもらえるような、そんな大会になるように、僕らもできる限り全力でサポート、応援をさせていただこうと思っています」と稲垣さんらしく誠実に語った。

IPC副会長のケール氏は、「大会の準備は順調に進んでいます。新しい地図の3人がパラリンピックの認知度を高めてくれて、今までパラリンピックを知らなかった人たちが興味を持ちはじめているので、IPCとしても3人のご尽力に心から感謝しています。来年に向けて、さらにパラリンピックのイメージが向上することを期待していますし、2020年の東京大会後に社会全体や個人個人の考え方が変わることが重要です。そうすることによって共生社会が生まれてくるんじゃないかなと思います。皆さんにもぜひパラリンピックを見にきてもらって、人生観が変わるような経験をしてもらいたい」と今後の期待を語り、新しい地図の3名と共に、パラリンピックをより一層盛り上げていくことを決意表明した。

新しい地図の3人、車いすテニスでイベント会場を盛り上げる!

一方、東京・渋谷の代々木公園で行われた東京2020パラリンピック1年前カウントダウンイベント「みんなのスポーツ×ファンフェスティバル」は、アスリートはじめアーティストやタレントも参加し、走り幅跳びやボッチャといった競技のデモンストレーション、体験プログラムなどが開催され、多くの人たちで賑わった。その中でも一番の盛り上がりを見せたのが、稲垣さん、草彅さん、香取さんがサプライズで登場した車いすテニス体験だ。

日本車いすテニス協会の中澤氏に車いすテニスの指導を受ける、稲垣さんと草彅さん。
IPC副会長のケール氏も飛び入り参加し、会場を盛り上げた。

司会者にテニスの経験を問われると、稲垣さんは学生時代に一週間だけテニス部に在籍、草彅さんは未経験という中、香取さんは世界最多のグランドスラム制覇を果たし、パラリンピックでも金メダルを獲得している車いすテニス界のレジェンド、国枝慎吾選手とコートに立ったことがあると語る。そのエピソードどおり、稲垣さんと草彅さんが車いすの操縦に悪戦苦闘する中、香取さんは車いすを見事に操りながら、コートにボレーなどを叩きこんでいた。ケール氏も一緒に体験し、その面白さと魅力を存分に伝えてくれた。実は香取さん、国枝選手とコートに立ったときは車いすに乗らずにプレーしたというオチもありつつ、3人の息の合った掛け合いも楽しい時間だった。

1年後を盛大に迎えるために。そしてその先へ……

代々木公園で開催されていたということで、偶然立ち寄った人も多かった今回のイベント。初めてパラリンピック競技にふれた人も、その楽しさ、魅力に気付いたことだろう。東京2020パラリンピックまであと1年。たくさんの人に会場へ足を運んでもらい、選手に熱い応援を届けて欲しい。皆さんの応援は選手のエネルギーとなって、最高のパフォーマンスにつながる。東京2020パラリンピック観戦チケットの抽選販売は9月9日(月)午前11:59まで。

チケット購入前に知っておきたい会場、日程、競技など知りたい情報はこちらをCheck!

text by Jun Nakazawa(Parasapo Lab)
photo by Tatsuhiro Haraji

開催まであと1年!「新しい地図」が語る東京2020パラリンピックへの想いとは?

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