「全て出し切った」「夢の世界」北京冬季パラリンピックの日本選手たちが残した言葉
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2022.03.24.THU 公開
さまざまな困難のときにも鍛錬を続け、高みを目指す――自分らしく輝くパラアスリートの言葉には選手たちの魅力が詰まっている。10日間にわたって行われた北京冬季パラリンピックを印象に残った言葉で振り返る。
スノーボード・岡本圭司
「ここから4年は、僕たちの第2章。『口だけ』にはなりたくない」
チーム一丸で(追い求めるうえでの)形を見つけたが、メダルはなし。「ここから4年でどう伸ばすか」
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アルペンスキー・小池岳太
「へたくそだなと思いながらも、この大会に出られることに感謝」
5度目のパラリンピックで上位に食い込めずも、力を出し切った。
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スノーボード・二星謙一監督
「おじさんたちの技術力も体力もまだまだ上がっていける」
平均年齢37歳。競技にかけるモチベーションの高いスノーボード代表6人を指して「スノーボードが好きなうちは技術は絶対、上がっていくんです」
アルペンスキー・神山則子
「目標を作って、それに向かって全力でかけていけること。パワーの源」
今大会に出場した日本代表選手の最年長。スポーツが人生にもたらしてくれたことを問われて。
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クロスカントリースキー・有安諒平
「世界最弱の1番」
夏冬二刀流でスキー歴4年。「この瞬間のために積み重ねてきた人たちが集まっているレース。(ビブスナンバーも)実績も1番少ないが、一席をもらっている責任を背負っている」
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アルペンスキー・狩野亮
「僕らの世界も、同じ舞台で戦える証明」
2014年ソチ大会の金メダリスト。若手が台頭し、レベルも向上。「コースの難易度が年々、健常者に近づいていっているのは本当に嬉しいこと」
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スノーボード・大岩根正隆
「僕にとっては、夢のまた夢みたいな世界だった」
一度はスノーボードを断念したが、再挑戦してパラリンピックに初出場。「自分がやりたいって気持ちがあれば、一歩一歩前に進めるなって」
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text by TEAM A
Photo by REUTERS/AFLO