今回、車いすバスケットボールの講師として登場したのは、3つのチームから混合編成で選出された選手たち。1988年のソウルパラリンピックから5大会連続出場、今も現役の上村知佳選手や、2018年の強化選手に選ばれた鈴木百萌子選手らが、競技のルールを簡潔ながらも分かりやすく紹介、実演してくれた。
シュート対決では巨人軍からエースの菅野智之選手を先頭に、亀井善行選手、小林誠司選手、野上亮磨選手、吉川光夫選手、田原誠次選手が登場。まずは練習ということで、車いすを操作しながらのシュートを試みるが、みんな悪戦苦闘。そんな中、菅野選手はゴールをシュパシュパと決め、ここでも球界一の制球力の片鱗を見せつけていた。
対決の意気込みを聞かれた菅野選手は、「10ゴールが目標」とかなり高く設定。ゲームが始まると、その目標を目指して、みんな楽しみながらも真剣にシュートをしていた。対決後、亀井選手は、「普通の車いすとは違い、操作がすごく難しかった」と語っていたが、車いすバスケットボールの選手チームとは1分間のハンデはあったものの接戦を繰り広げたのはさすがである。