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【日本代表選手名鑑・番外編】馬術・日本代表“馬名鑑”|東京2020パラリンピック

【日本代表選手名鑑・番外編】馬術・日本代表“馬名鑑”|東京2020パラリンピック
2021.08.20.FRI 公開

8月26日から30日の日程で行われる馬術は、パラリンピックで唯一、動物が出場する競技だ。日本代表チームの三木則夫監督は、かねてより「強豪のヨーロッパ勢に引けを取らない、いい馬に乗れる喜びがある」と語っている。ここでは各選手が騎乗する日本代表馬を紹介したい。

チャーマンダー号(宮路満英

チャーマンダー号は2007年生まれの14歳。鹿毛の一種でセン馬(*1)オランダウォームブレッド種(*2)。オランダでトレーニングを行なってきた。コンビ初戦は2020年1月に行われたオランダ・ゲーネマイデン大会で、チームテスト67.929%、インディビジュアルテスト68.627%のポイントを獲得。また、パラリンピック直前の大会として今年6月にオランダ・クローネンベルグ大会ではチームテスト63.889%、インディビジュアルテスト64.755%を獲得した。

「チャーマンダー号は、ヨーロッパ馬にしてはそう大きくなく、日本人でも乗りやすい体型です。扶助にも敏感に反応をしてくれます。そして大きくゆったりとした歩きであり、性格はおとなしく、人懐っこい馬です。コンタクトがうまくとれるとキレイなアウトラインを描き、良い体勢を見せてくれます。伸長速歩のキレが素晴らしい馬です。本番では、その馬の特徴を活かし、伸長速歩や常歩で高得点を出したいと思います」(宮路)
photo by JRAD

ハッシュタグ号(吉越奏詞

ハッシュタグ号は2012年生まれで9歳。黒鹿毛のセン馬でオランダウォームブレッド種。オランダでトレーニングを行なってきた。2021年6月のオランダ・クローネンベルグ大会で初コンビを組むこととなり、ここでチームテスト69.444%、インディビジュアルテスト67.402%を獲得。これは今回出場する日本選手の中で最高得点となった。若いコンビがその勢いを持ったままパラリンピックに臨む。

「ハッシュタグ号は黒く輝く美しい馬体をしている大きな馬です。ダイナミックな常歩はとても魅力的で速歩は軽快なリズムで演技ができます。性格は賢く少し臆病なところもありますが、とても頭が良い馬です。ハッシュタグ号と堂々とした素晴らしい演技を見てもらいたいです」(吉越)
photo by JRAD

エクスクルーシブ号(稲葉将

エクスクルーシブ号は2009年生まれで12歳。鹿毛のセン馬でオランダウォームブレッド種。オランダでトレーニングを行ってきた。パラ馬術強化対策事業で2019年12月のマッチング合宿を経て2020年1月にオランダ・ゲーネマイデン大会で初コンビを組んだ。その大会においてチームテスト64.706%、インディビジュアルテスト63.456%で、2021年1月のクローネンベルグ大会も稲葉とともに参戦した。

「コンビを組むエクスクルーシブ号は特に優れたインパルジョンや前進気勢を持ち、乗り手の指示にも忠実に応えてくれる馬です。伸びやかかつ柔らかな馬の動きをします。こうした特徴を活かしエクスクルーシブ号とともに調和のとれた思い切りの良いパフォーマンスを目指し、観ていただいた方々へ『馬』とともに行う競技の良さや人馬の『可能性』を感じてもらえるような演技をしたいと思っています」(稲葉)
photo by JRAD

ヒュゼット ビーエイチ号(高嶋活士

ヒュゼット ビーエイチ号は2012年生まれの9歳。鹿毛の牝馬でオランダウォームブレッド種。オランダでトレーニングを行ってきた。2021年6月のオランダ・クローネンベルグ大会で初コンビを組むこととなり、ここでチームテスト64.500%、インディビジュアルテスト62.886%を獲得。最終の選考会でこれまでのランキングを逆転する成績を挙げ、その勢いを持ったまま東京パラリンピックに挑む。

「ヒュゼット ビーエイチ号は、前進気勢があり活発で、人馬の一体感が取りやすい馬です。グレードⅣは3種の歩法があるクラスなのですが、とても良い速歩や駈歩を見せてくれるので、とても心強いです。この素晴らしい馬の本来の力を出せるように頑張ります」(高嶋)
photo by JRAD

*1 睾丸を取り除き去勢手術を行った馬
*2 オランダ王立公認の血統登録をされた馬(KWPNとして表記される)

text by TEAM A

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