【6~7月のパラスポーツ注目大会】興奮の連続を会場で! 火花散る頂上決戦に熱くなれ

6月と7月はトップアスリートが国内最高峰の大会で火花を散らす。陸上競技と車いすラグビーは、恒例のジャパンパラ競技大会が開催される。どちらの大会も今秋に海外で開催される国際大会に向けた重要な位置づけになりそう。水泳は、知的障がいをはじめとするトップスイマーが集結。パラフェンシングは、日本一のフェンサーが決まる大会だ。チャンピオンの座をかけたパラアスリートたちの真剣勝負に熱くなれ!
各大会のスケジュールはこちらでチェック!
【2025年6~7月のパラスポーツ注目大会】
1. 国内で開催されるハイレベルな大会
【陸上競技】2025ジャパンパラ陸上競技大会
2. 知的障がいのあるトップアスリートが集結
【水泳】2025年度 第28回日本知的障害者選手権水泳競技大会
3. 海外からもチームを招へい
【車いすラグビー】2025ジャパンパラ車いすラグビー競技大会
4. 日本一をかけた車いすフェンサーたちの戦い
【パラフェンシング】2025第3回パラフェンシング全日本選手権大会
国内で開催されるハイレベルな大会

photo by X-1
標準記録を突破したアスリートのみが出場する国内最高峰の大会。パリ2024パラリンピックで活躍した選手や東京2025デフリンピックの日本代表内定選手も出場する。世界パラ陸上競技連盟(WPA)公認の大会であり、2024年9月に行われた前回大会では、アジア新記録2、日本新記録18、大会新記録30の新記録が誕生した。目の前で新記録が生まれる瞬間は興奮すること間違いなし。さらに、陸上競技ならではの競り合いや駆け引きから目が離せない。
注目選手:兎澤朋美、菅野新菜、佐藤秀祐 など
開催日:2025年6月7日(土)、8日(日)
開催場所:宮城野原公園総合運動場 弘進ゴム アスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)(宮城県仙台市)
入場料:無料
知的障がいのあるトップアスリートが集結
【水泳】
2025年度 第28回日本知的障害者選手権水泳競技大会

photo by X-1
“日本代表への登竜門”と位置づけられ、知的障がい水泳では国内最高峰の大会。世界パラ水泳連盟(WPS)公認の大会でもあり、9月の世界選手権に派遣される日本代表選手の選考にも関わる大事な大会だ。知的障がいの選手をはじめ、身体に障がいがある選手、聴覚に障がいのあるアスリート(デフアスリート)も出場予定。パリパラリンピックでもメダルを複数獲得した知的障がいクラスだけに、レベルの高い戦いになりそうな予感だ。パラリンピアンや2025年度の強化指定選手の勇姿を見届けよう。
注目選手:山口尚秀、松田天空、福井香澄 など
開催日:2025年6月29日(日)
開催場所:横浜国際プール(神奈川県横浜市)
入場料:無料
海外からもチームを招へい
【車いすラグビー】
2025ジャパンパラ車いすラグビー競技大会

photo by X-1
日本代表の強化を目的に開催される国際親善試合。会場は、2026年10月に行われる愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会の車いすラグビー会場と同じウィングアリーナ刈谷が舞台だ。海外チームの来日が予定されており、2025年11月にタイで行われる「2025 WWR アジア・オセアニア チャンピオンシップ」に向けて大事な強化試合になるだろう。4月から新ヘッドコーチになり、新人とベテランが名を連ねている日本チーム。日本代表を背負う将来のスター誕生にも期待大だ。
注目選手:草場龍治、青木颯志、月村珠実 など
開催日:2025年7月24日(木)~26日(土)
開催場所:ウィングアリーナ刈谷(愛知県刈谷市)
入場料:無料
日本一をかけた車いすフェンサーたちの戦い
【パラフェンシング】
2025第3回パラフェンシング全日本選手権大会

photo by Takamitsu Mifune
パリオリンピックで大躍進を見せ、話題をさらったフェンシング。パリパラリンピックでは、メダルには届かなかったものの、日本代表が複数の種目で入賞を果たした。国内最高峰である本大会は、男女別にフルーレ、エペ、サーブルの個人戦が行われ、それぞれの日本一が決まる。至近距離の突き合いやスピーディーな試合展開など、パラフェンシングの醍醐味を間近で体感してみてはいかが。
注目選手:加納慎太郎、藤田道宣、安直樹 など
開催日:2025年7月27日(日)
開催場所:東京都北区赤羽体育館 サブアリーナ(東京都北区)
入場料:無料
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※各大会の出場選手は未定です。ここでは現時点で出場が見込まれる選手を紹介しています。
text by TEAM A
key visual by X-1