日本財団パラリンピックサポートセンター

東京2020パラリンピックを契機に日本を変える『パラサポ』のプロジェクトとは?

東京2020パラリンピックを契機に日本を変える『パラサポ』のプロジェクトとは?
2019.05.15.WED 公開
来年は、いよいよ東京2020オリンピック・パラリンピックの年! オリンピックはもちろん、近年では大成功を収めたと言われているロンドン大会、リオ大会から、東京パラリンピックへの期待も高まっている。日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)では、そんな『東京2020パラリンピック』ムーブメントを契機に、ダイバーシティ&インクルージョン社会の実現へ向けた事業を展開。そこで、パラサポが始動した2015年5月15日からちょうど丸4年たった今、これまでに実施された壮大なプロジェクトの軌跡を公開する。


その1:『パラサポ』が誕生!

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長らが門出を祝った
オフィスオープンの記者発表は「i enjoy ! ~楽しむ人は、強い~」をテーマにしたカラフルなステージで行われた。
「パラリンピックで日本を変える」をスローガンに、2015年5月、日本財団の支援により設立された『公益財団法人 日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)』。同年11月には、日本財団ビル4階にパラサポとパラリンピック競技団体の共同オフィスがオープン。各地に設けられていた各団体の事務所を一か所に集め、ワーキングスペースの提供のほか、助成金の拠出、経理・翻訳等のバックオフィスサービスなども提供した。

共同オフィスに29競技団体入居

(夏季競技26、冬季競技3/2019年5月現在 )


その2:パラスポーツ専用体育館「日本財団パラアリーナ」をオープン

東京臨海副都心地区にある「船の科学館」の敷地スペースに誕生。
「パラスポーツが実施出来る施設が少ない」というパラアスリートたちの要望に応えるために、2018年6月、「日本財団パラアリーナ」をオープン。パラアスリートの練習環境の整備、パラスポーツの普及啓発イベントの実施などを目的としたパラスポーツ専用の体育館が誕生した。

年間 95.4の稼働率

利用者数 約1万人

メディアに取り上げられた数254

(テレビ:8、新聞:41、雑誌:9、WEB:196)

集計期間:2018年6月〜2019年3月



その3:体験・体感する「パラスポーツ運動会」を新たなカルチャーに!

「あすチャレ!運動会 日本一決定戦!」では、数々の激戦が繰り広げられ大熱狂となった。Photo by Hisashi Okamoto
「どんな競技があるの?」「どんなルール?」と、パラスポーツ初心者にとっては分からないことだらけだが、実際に体験してみるとその面白さにほとんどの人がファンになってしまうのがパラスポーツのすごいところ。そこで、もっとたくさんの人に体験してもらいたいという想いから、2017年、パラスポーツでチームが競い合う運動会プログラムをパラサポが企画。2018年には、平成30年度スポーツ庁委託事業として、日本初の「全国横断パラスポーツ運動会」も開催された。

全国横断パラスポーツ運動会で

全国ブロック 開催(1,700人が参加)


あすチャレ!運動会 日本一決定戦を開催

(全国7ブロック優勝チーム+ゲストチーム、計8チームが参加)


その4:価値観が広がる! パラスポーツ体験型授業を開講

記者発表では、東京オリンピック・パラリンピック担当大臣(当時)の遠藤利明氏やスポーツ庁長官の鈴木大地氏なども登壇。
2016年に、全国の小中高等学校にパラスポーツのアスリートを派遣し、パラスポーツの魅力とともに、インクルーシブ社会に向けての学びと気づきの機会を提供するパラスポーツ体験型授業「あすチャレ!School」がスタート。パラリンピアンやパラアスリートが講師となることでダイレクトにリアルな声が届く貴重な体験授業となっており、授業を受けた子どもたちだけでなく、保護者からの評価も高いスクールに。

全国47都道府県で開催

10万人の小中高校生が体験

集計期間:2016年〜2018年



その5:パラスポーツ普及のための3大イベントを開催

駒沢オリンピック公園陸上競技場及びジョギングコースで開催された、パラスポーツイベント「パラ駅伝 in TOKYO 2018」。
パラスポーツをもっと身近に、より楽しんでもらうためのイベントとして、2015年により「パラ駅伝」、2016年より「パラフェス」を毎年度開催。「パラ駅伝」は、障がいのある人もない人も、選手、観客、ボランティア、全ての人が楽しみながら創り上げる新しいタイプの駅伝イベント、「パラフェス」は、パラアスリートらのパフォーマンスやトップミュージシャンの応援ライブによる、スポーツと音楽が交差する全く新しい形のフェスとして企画・開催。また、たくさんの人が気軽にパラスポーツを体験できるイベントとして「i enjoy ! パラスポーツパーク」も随時開催している。それらイベントにはこれまでに合計10万人以上の方々に来場いただいた。

パラスポーツの普及イベントで

105千人が来場


パラ駅伝60,000人

(2015年:14,200人、2017年:11,200人、2018年:17,100人、2019年:17,500人)


パラフェス15,300人

(2016年:5,000人、2017年:4,300人、2018年:6,000人)


i enjoy ! パラスポーツパーク30,200人

(2016年:2,300人、2017年:6,300人、2018年:21,600人)



その6:パラスポーツの新たなファンを増やす画期的な発行物を次々と制作

国際パラリンピック委員会(IPC)公認教材「I’mPOSSIBLE」の記者発表では、IPCのフィリップ・クレイヴァン会長(当時)らが出席。
2017年、アギトス財団、日本パラリンピック委員会(JPC)と共同で、国際パラリンピック委員会(IPC)公認教材「I’mPOSSIBLE」の日本版を開発し、小学生版第一弾を配布。また同年に、クリエイティブディレクターに写真家の蜷川実花氏を迎え、パラスポーツの興奮とパラアスリートたちの知られざる魅力、それを取り巻くカルチャーを伝えるフリーマガジン『GO Journal(ゴー ジャーナル)』も創刊。そのほか、『パラサポマガジン』、『パラサポ新聞』、『Next Action Guide』など、パラスポーツの魅力、面白さ、ダイバーシティ&インクルージョンを推進するための様々な刊行物を制作。

『I’mPOSSIBLE』全国約36,000に配布

(小・中・高等学校・特別支援学校)


発行物トータル75.5万部

(GO Journal 6.5万部、パラサポマガジン 9部、パラサポ新聞 50万部、Next Action Guide 10万部)



東京2020パラリンピックまで500日を切り、日に日にその盛り上がりが加熱する中、パラサポはパラリンピックを契機にその先のダイバーシティ&インクルージョン社会の実現に向けて、プロジェクトを拡大中。今後の動向にもぜひ注目してください。
Text by Parasapo Lab
東京2020パラリンピックを契機に日本を変える『パラサポ』のプロジェクトとは?

『東京2020パラリンピックを契機に日本を変える『パラサポ』のプロジェクトとは?』