他にもブラインドサッカーには、両サイドライン上に並ぶ高さ1メートルほどのフェンスの存在や、保護用のヘッドギアの装着など、特別なルールがいくつかあるが、実際の観戦時は、観客側にも注意が必要になる。というのも前述の通り、選手は音や声を頼りにプレーをするので、試合中は静かにするのがルール。その分、プレーが止まった時やゴールした時は、存分に声援を送ろう。シュートをした選手も、大きな歓声で初めてゴールが決まったことが分かるのだ。
いくつものミラクルなプレーが話題となり、年々注目の高まっているブラインドサッカー。2020年の東京パラリンピックでメダル獲得を目指す、日本代表チームの動向もこれから要チェックだ。